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転職、就活で必ず質問される「企業選びの軸」戦略的回答 ロジック【回答例(スクリプト)付き】

 

この記事を読んでわかること

 

人材業界に5年間在籍する著者が転職活動中の方、就活生に伝えたい

 

・転職軸(就活軸)のロジック

・クロージング式3軸で考える

・戦略的回答(スクリプト

 

 この記事は8分で読み終わります。​

 

転職や就活の面接で聞かれる「転職の軸」。

 

転職することで、何を実現したいのか。そして、そこへ辿り着くのに、どういう理由でウチに応募してきているのかを採用担当は見ています。

 

この記事では、採用担当から聞かれる「転職の軸を教えてください」。こちらの質問へ上手く切り返す戦略的な回答、ロジックを書いていきます。

 

 

 

転職軸(就活の軸)のロジック

転職活動中の人以外の就活中の学生さんからも「軸の答え方が分からない」とよく聞きます。

 

就活中の学生さんに「仕事を選ぶ時に大事にしたい基準って何かある?」と聞くと、こんな言葉が返って来ます。

 

「福利厚生がええとこ!」「給料が高いこと!」

 

間違いないですね。僕も、もちろん福利厚生も給料も良い会社に行きたいです。

 

でも、転職活動や就活の時は違います。

 

採用担当の人が聞いているのは、皆さんが仕事を選ぶ時に大事にしたい基準がある上で、結局のところ「なぜ、弊社を志望するか」です。

 

「福利厚生がいい」「給料が高い」という軸は良いと思いますが、練り込みが浅いのでマイクロソフト楽天資生堂も、リクルート商船三井も全て当てはまる状態です。

 

これだと、軸に沿ってるが該当する会社が多過ぎて「なぜ、この業界?」「ギャップ感じてしまうのでは?」「弊社で働きたい理由にはならない」と思われてしまいます。。。

 

そうではなく、軸に沿った上で業界や会社を絞り、その内の1社が御社というところまで持ってくのがポイントです。

 

回答例

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こういう理由で、こちらの業界を見ています。

⬇︎

その中でもこんな事業や仕事に携われる御社に興味があります

⬇︎

そして、それには私のこんな強みを活かして貢献できると思います。

⬇︎

だから!御社が候補の1社です。

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上記のように転職軸のロジックは、採用担当の人に「それは弊社を志望してもおかしくないね」と言ってもらえるように「クロージングしていく」ことを意識して考えてみてください。

 

転職軸(就活の軸)の構成

 

結論、転職の軸は「業界軸」「会社軸」「貢献軸」の3構成がクロージングへ持っていきやすいので好ましいです。

 

◎業界軸

 

「なぜ、この業界なのか」「この業界を知った経緯」「業界への理解」を示すことがポイントです。

 

大カテゴリー(業界)ではなく、小カテゴリー(主たる事業)まで絞り込めると好ましいです。

例:人材業界(大カテゴリー)➡︎エージェント事業(主たる事業)

 

回答例(スクリプト

1つ目の軸は「業界の軸」で、エージェント業界を志望しております。

私の父親が会社が倒産し、職を失ってしまった時、登録していた人材紹介会社の担当者さんが非常に手厚く父親の再スタートをサポートしてくださっておりました。

人生の中でも仕事が占めるウェイトは大きい。

だからこそ、人材業界と事業モデルは様々ですが、父親の担当者さんのように個人へ向き合って、直接的に職業選択を支援できる仕事に興味を持っています。

 

 

◎会社軸

「なぜ、御社なのか」「企業のどこに興味を持ったのか」「企業への理解」を示すことがポイントです。

 

会社軸=好きな女の子のタイプ

学校には可愛い女の子がたくさんいますよね?でも、学校の規則で大体は同じ制服、同じ持ち物です。

 

でも、好きな女の子のタイプが決まっているので、他の子には興味を示しません。

僕はそうでした。

「ショートヘアの子が可愛い」「この仕草がキュート」「こんな性格にキュン」そんなふうに考えますよね?

 

会社の軸も同じです。

 



人材業界を例で伝えると、エージェント事業を行ってる会社は、沢山あります。そんな業界内で「なぜ、A社なのか」これが回答したい軸です。

 

エージェント事業で例えると・・・

実は、エージェント事業と言っても、このように種類は様々なんです。

 

そこで「扱える商品が多い」「このニッチな分野に強い」など、会社のタイプを絞り込んだ回答ができるとクロージングへ繋がるので意識して考えてみてください。

 

回答例(スクリプト

2つ目は「会社の軸」です。業界総合型のエージェントへ転職を望みます。

例えば、「御社がIT業界に強い」というのが売りだとしたら、ITに興味を持つユーザーにとっては有益だと思います。

しかし、様々な業界を考えているユーザーへ案内できる業界や会社が少ないと、その人のキャリアを狭める選択肢しか提案できないと考えます。

私は特定のユーザーの支援がしたいのではなく、多くの人の職業選択に伴走したいので、業界総合型のエージェントを志望しています。

 

 

◎貢献軸

「こんな強みを活かして貢献できる」「前職の経験が活かせる」を示すことがポイントです。

 

志望動機や企業選びの軸で、よく言ってしまうのですが、会社は「スキルアップさせてもらいに行くところ」や「給料を貰いに行くところ」ではないんです。

 

会社は、自分のできること(仕事)を会社に提供してミッション達成に貢献し、お金を稼ぐところです。

 

結局のところ、弊社を志望するということ=何をどうやって貢献してくれるの?と問われているということです。

 

貢献軸は、志望する企業のビジネスモデルや事業へのリサーチを事前にキッチリ行っていくことがポイント。

 

貢献軸の考え方

 

 

回答例(スクリプト

3つ目は「貢献軸」です。前職の若い顧客への不動産仲介営業の経験が御社のエージェントビジネスにも活かせると考えております。

私は前職で「独身世帯が多い」エリアを担当しており、賃貸マンションの案内を行う上で、様々な職業に就く若年層と折衝を行ってきました。

店舗で売上1位になることができたのは、最近の若い人は、正しい情報より得になる情報を欲していると気づいたからです。

そこで私は「ここは大家さんが良い人ですよ」「管理会社が大手で」「駐輪場タダらしいですよ」など資料では知り得ない情報を伝えることで売上を伸ばしてきました。

こうした得になる情報を届ける営業は、企業に福利厚生や待遇面を強く求める傾向が強い「第二新卒やライトユーザー層への職業斡旋」に共通していると考えます。

 

転職軸(就活の軸)の戦略的回答

3つの軸を実際、皆さんが面接でも話してもらえるように、トークスクリプト形式にして書いてみました。

 

<戦略的回答>

必ず話す順番は、「業界軸」➡︎「会社軸」➡︎「貢献軸」の順で話すようにしてください。

 

大きな内容から、小さい内容へ絞り込んでいくイメージで構成します。

 

「貢献軸」が思いつかない場合は、「人」でもいいです。就活生なら社員と交流する機会がチャンスです。

社員交流会で皆さん「仕事に熱い姿勢を持っていた」➡︎「自分もそんな会社で切磋琢磨したい」みたいなエピソードだと好ましいです。

 

転職の場合は、ホームページの社員インタビューから拾いましょう。「こんなカルチャーだと感じた」➡︎「自分はフィットする」といった構成でもいいです。

 

エピソードを入れると「なぜ、この業界か」「弊社を志望するのか」が背景から伝えられるので好ましいです。

 

時間としては3分ほどの文章ですが、面接だと体感は5〜6分に感じるでしょう。ちょっと長いと思いますので、あくまで参考にして考えてみてください。

 

結論から述べることを意識して添削しましょう。

 

転職(就職活動)の軸 回答例

 

最後に

「福利厚生がいい」「給料が高い」これも大切な軸ですが、どちらかと言えば「自己視点の軸」と言えます。

 

働き方や暮らしの理想を考えた上で、すごく必要な軸で悪いことではないんですが、就活や転職活動の面接で前面に出てしまうと好ましくないかもしれません。。。

 

就活や転職活動は1種の「営業活動」です。

 

自己視点の軸に掲げた理想とする会社へ入社するためにも面接は「自分という商品を売り込む」という場でもあるので、企業視点の軸を考えてみてください。

 

最後に1番伝えたかったポイントを書きます。

 

転職軸のロジックは、採用担当の人に「それは弊社を志望してもおかしくないね」と言ってもらえるように「クロージングしていく」ことです。

 

そして、転職の軸は「業界軸」「会社軸」「貢献軸」の3構成で考えましょう。

 

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