僕の就職活動の軸は「給料」
就活生に戻って、もう一度就活をするのであれば、こちらを踏まえて、
僕は就活に挑むと思います。
ただ、目先の給料がよい会社に入るのではなく、転職も選択肢として持ちつつ、
将来的に給料がスケールするような能力が身に付くことを意識した就活です。
給料の良い業界と言うと、
- 不動産
- コンサルティング
- 金融
- IT
- 広告
などが挙げられます。
参照:厚生労働省の『e-Stat 統計で見る日本』
ですが、僕の性格的な部分も考慮すると、不動産や金融はナシです。
不動産はインセンティブの割合が高いので、稼ぐ=自分の能力かどうか不透明要素がある。(極論過ぎるとも思いますが。)
また、能力的に僕が欲しいものと異なる上、体育会なタイプの人との人間関係も得意ではないのでナシ。
金融は能力で給料を得る印象以上に社内政治や年功序列に左右されるイメージなので自分のキャリア理論と異なるので、これもナシ。
コンサルティングは超高給だが、激務過ぎる印象がある。僕には副業で収入という側面だけではなく、
本業とは別の職能も得るという思想があるので本業のみに専念するのはキャリアの長期的なロードマップを描けずリスキーだと思うのでナシ。
残すところ、商社、IT、広告だが就活生に戻って選ぶなら、ITか広告。どちらかと言えばITを選ぶと思います。
広告だったら、マスではなくデジタルに絞ると思います。
マスはテレビ中心に縮小傾向にある上、インフラ感が出てしまって年功序列や入社後の最初の数年を「修行」と捉えているカルチャーが自分とは合わない。
この論争は一生尽きないネタですが、ベンチャーまたは、大手かどっち?と聞かれたら僕は大手かな。
単純にベンチャーは働き方が激務過ぎるし、猛烈に働く=イケてる感がちょっと僕の陰キャラクターな性格とミスマッチだからです。
アルバイトはしてると言っても、本格的な社会人経験が0に近い学生がベンチャーで「明日からこんだけやってね(稼いでね)」というのはスーパーハードモード。
僕という自己理解のもとで、やっぱ大手で基礎を学び、潤沢なリソースを活用しながら仕事したいですね最初は。
(新卒で入社したのはベンチャーでした。全てが「真逆」だったので、ベンチャー怖いバイアスかかってる気がしますが。)
入社できるか別として具体的な会社だと、どこでしょう。
とかですかね。
人材業界は選ばない?
結論から申し上げますと、「給料」という軸でなければ選択肢になりうる。
と思います。
(給料テーブルは正直、低いです。)
高利益をたたき出せる会社もありますが、基本的に薄利多売なビジネスモデルなので、
社員の収入も高いものではないです。
この業界で良かったと感じるのは多様な職種を見ることができ、また実際に就活や転職というマーケットでビジネスをしているので
感想や経験といった個人に紐づくキャリア論ではなく、客観的な視点やロジックに基づいたキャリア論を描けることです。
実際、人材業界の先輩たちの転職した会社を尋ねると、名のある大手や勢い盛んなベンチャーとかが、やっぱり多い。
給料を上げるには、どんな業界や職種がこれから伸びるのかを知るところから始まると思うので、
人材業界はそこをリアルタイムで情報収集できるところがグッド。
人材業界に在籍する僕が就活生に戻って人材業界の会社へエントリシート出すなら、どこに出すだろうか。
とかですかね。
やっぱ業界最大手のリクルートはエントリーするかな。そこにパーソルグループやビズリーチなどの大手と準大手。
あとは、ベンチャー数社を見てみたいですね。
大手=安泰の時代は終了。今すぐ思考転換すべき理由。
今すぐ、思考転換しよう。
「最初に入社するなら大手」
という判断は、あくまで僕が考える、僕のキャリア戦略の1つに過ぎません。
- 大手は部署異動できる=のちに転職マーケットでも活用できる財産になる
- キャリアに箔が付く。(綺麗事ナシにこれはまだある)
- 集まってくるナレッジが多い。
- 有能な同僚や上司と出会える確率が上がる
- 働き方を整えやすい※副業や投資するためにも、本業以外の時間を捻出できるかは大事。
など、
僕が考える持論を持っているからです。
(ベンチャーだと横から入ってくる中途入社に席を取られるなど空きポストがなく、入社時点の職種でキャリアを歩み続ける可能性が高い。)
ですが、上記の内容と矛盾しますが、大手=安泰の時代はもう終わってます。
これからの時代は
「個人で稼ぐ能力」や「カネを増やす知恵」を持った者のみ、生き残れると僕は思っています。
就活や転職は自己理解やエントリシート(志望動機とか云々)、コミュニケーション能力などが大事だとSNSなどでよく見かけますが、
僕は未来社会から逆算して
「何ができる人」になるのか、を意識すること
が、1番大事なんじゃないのかなと思います。
これは、次世代サラリーマンのロールモデルとされるmotoさんがコラムでおっしゃってたことですが、
会社が伸びることや、生き残ること≠自分が会社で生き残れるかは別
として考える必要があると僕も思っています。
※就活生や、これから転職を考えている人に、motoさん(戸塚俊介さん)の本は勉強になるので、最後に少しだけ紹介します。
★motoさん著のオススメ★
『転職と副業のかけ算』は現在年収5千万円を稼ぐサラリーマンとなったmotoさんが就活生だった頃から、
どのような思考を持って就活し、入社後仕事を行い、戦略的なキャリアを歩んできたのか書かれているので
自分のキャリアにおけるロードマップを描く際にオススメの良書ですね。
買って損なかったですねこれは。

転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方 [ dy moto(戸塚 俊介) ]
『WORK 価値ある人材こそ生き残る』は主にmotoさんがこれまで勤めてきた企業各々で、
給料や市場価値を上げるために、どんなことを意識して、どんな取り組み(仕事)を、どんな工夫(自分にしかできない味付け)をしてきたのか書かれてます。
それによって転職マーケットで評価された実績に基づく内容であるので、社会人オススメの1冊となっております。

WORK 価値ある人材こそ生き残る [ moto(戸塚 俊介) ]
▼当ブログ、オススメの記事
地元優良企業の内定辞退。そして、ベンチャー企業へ。<僕の就活ストーリー>
僕も就活時代のストーリーを書いてます。
おもしろおかしく書いてますが当時の僕が感じてたことことを文章へ心を込めて、執筆したので
就活中の学生さんのみならず、全てのビジネスパーソンに最後まで読んで帰っていただけたら幸いです。
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