僕が社長になるまで。

起業を志す若者2人の物語。新卒就活・転職・キャリア形成に関するコラム、経営、仕事術、ビジネスマインド、副業、株式投資、仮想通貨、FIRE、サイドハッスル、ビジネス書の紹介など、仕事や会社にまつわる記事を幅広く発信するブログ。

バーテンダーの生き方(真太のエピソード紹介編)

 

今回は僕がBAR業界で、観てきた様々な

バーテンダーの生き方についてご紹介したいと思います。

 

 

エピソード1:バーテンダーを育てる

 

 

京都市中京区のバーテンダー(仮名:Aさん)当時30代

 

私はその頃は、お客としてAさんのお店に通っていました。

 

Aさんは近畿血ブロックでは、実力のある方で弟子の方もいらっしゃいました。

 

その頃の近畿では各他府県でバーテンダーの大会が行われていました。(新人戦)

 

Aさんのお店からお弟子さんが出場することになり、

 

お弟子さんは仕事始め、仕事終わりに大会に向けての

新カクテル考案のため、常に努力されていました。

 

僕も新カクテルを一週間に一回試飲して、フィードバックを伝えるとともに、

 

お客として、バーテンダーの振る舞いを見る立ち位置になったりと

 

微力ながら手伝っていました。

 

店主Aさんは店の準備を一人でこなし、お弟子さんには

 

「大会のことだけに隙間時間を使いなさい。

営業中は目の前のお客様のことを考えなさい。」と、

おっしゃっていました。

 

そんなある時。。。

(開店準備前の店内にて↓)

 

ある時、準備中にお弟子さんは、新カクテル案をAさんに説明していました。

 

それを聴き終わった頃にAさんが言いました。

 

Aさん「そのカクテルには蜂蜜を使うんだよね」

 

お弟子さん「その通りです」

 

Aさん「その蜂蜜を選んだ理由を教えてくれる?」

 

お弟子さん「。。。。。」

 

Aさん「蜂蜜って簡単に言うけど、世界で1000種類近くあるのに

 なぜその蜂蜜でなければならないのか?」

 

「自分のカクテルを作るのに選んだその材料の意味を答えられないなら、

 そのカクテルは美味しいと言えるかな?」

 

お弟子さん「。。。。。」

 

Aさん(お弟子さんに財布から3万円を渡す)

 

Aさん「そのお金でまず、百貨店にある蜂蜜を買えるだけ買ってきて試しなさい。」

 

その上で「新カクテルには、この蜂蜜でなければならない理由を見出しなさい」

 

お弟子さん(走って、百貨店へ)

 

Aさんと真太(準備中の店内)

 

Aさん「わかりやすくヒントを出しすぎたかな。。」

 

真太「でもそのお弟子さんに合った言葉選びをしたからではないですか?」

 

Aさん「どの部分を良くすればいいかの視点に気づいてほしいんだけどね」

 

。。。。。。

 

このエピソードで感じたこと

 

バーテンダーという職業はスキルを磨きづつけるといった

側面にフォーカスすると技術の極め方に関する視点をAさんは、

お弟子さんに伝えたかったのではないかと思います。

 

伝え方ややり方、部下に対する教育方法などは、

教える人の経験と価値観に影響するところが非常に大きいですが、

教える側は、教える相手の人間性をいかに理解して、

伝えてあげられるかだと僕自身も思っています。

 

f:id:shinta18:20220109222701j:plain

実はRUMも好き



エピソード2:人はどんな時に成長するのか?

この回は実際に僕が指摘されたことについてです。

 

 

京都東山区バーテンダーさん(仮名:Bさん)当時40代

 

当時の真太の上司と新年の挨拶回りでBさんのお店に伺った時のエピソードです。

 

BさんのBARはビルの奥にあります、

カウンターに数組のお客様がいらっしゃいました。

 

僕と上司は入り口付近のカウンターに座り、Bさん手作りの

ブルーベリーパイをいただきながら、話を弾ませていました。

 

上司 「Bのところのお弟子君この一年でだいぶバーテンダーらしくなったな」

 

Bさん「成長スピードは速いんですけどね。。技術面で言えば。。」

 

上司 「中身の問題?」

 

Bさん「中身ってことなんですかね。。」

   「若い時なんて、味なんて出ないじゃないですか?」

   「憧れるのはいいんですけど、積み上げる苦労とか、

    逆境に耐える苦労がないと味なんて出ないわけですし」

 

上司 「そうですよね。。」

   「結局、ハリボテな出来る感なんてすぐバレるし」

   「そういうの誰でもすぐわかるから」

   「それは諭さないの?」

 

Bさん「俺は諭さないですね。。」

   「そろそろ、うちの常連さんが叱ってくれそうなんで」

   「それ待ちですね」

 

上司「叱られ待ちかwww」

 

Bさん「やっぱり、男って自分側の人達より、お客さんとか外側の人から、

    叱られたりするほうが成長するもんですから」

 

上司「それは確かにあるな。。」

 

Bさん「新規さんに怒られるとこっちも諌めるのしんどいですがね。」

   「常連さんはお弟子君の若さみたいなところもネタとして見てるんですけど、

   「エスカレートしないようにどのタイミングで言う?」

   「みたいな話しますけどね。」

 

上司「いい常連さんがいるとそういうの助かるよね。。」

  「真太なんか勝負するところに立たずに、かわしたりするからな」

 

真太「ここで僕の話混ぜます???」

 

Bさん「真太君はお弟子君がさっき接客したKー11席に、

    座ってる男性への応対をどう見る?」

 

真太「僕の場合あのタイミングでは、話しかけないですね」

   「一メートル程度近場で作業しながら、お客様に十分観察する時間を、

    設けてから話をかけて、落ち着いて話せるように間を取ります。

      新規の方の場合は。。」

 

Bさん「確かにお弟子君はガサツで落ち着きに欠けるとこもあるし、

    所作に関してもエロさに欠けるところがあるんだよね。。」

 

真太「そうなんですね」

 

Bさん「真太君はその年で、人に見せる技術とかは、

    今の説明を聞いててレベルは高いんだろうねきっと、落ち着きもあるし」

   「空間演出の能力とか、相手の言葉に対して先読みするところとか」

    「気が効くタイプなんだと思うし、それは天性のところでもあるから

     いいところでもあるんやろうけど」

 

真太「。。。」

 

Bさん「後は努力というか、泥臭さがほいんだよね」

 

上司「そうなんだよね。」

 

真太「と、言いますと?」

 

Bさん「結局、Barってさ、社内の会社的な部分が強い感じっていうか、

    縦割り的なところとか、日本の古いメーカー的な種族のお客さんが

    やっぱり多いわけじゃん、相対的に」

    「だから若い子がうま〜く世間を渡ってるのが気に食わない人が

    多いってことよ」

    「そういう人もいるっていうことを覚えておいてほしい」

 

上司 「社会に揉まれる回数を増やしても真太はうまく交わすからな」

 

真太「泥臭さをのために敢えて許されるミスをしつつ、

   陰で努力を怠るなと?」

 

Bさん「うーん、プロセス的には他人に怒られることを、

   たとえ不条理なことだとしても、それぞれの年齢のタイミングで、

   怒られることは必要だから、身を躱さず受け入れることも、

   大事だという話かな」

 

真太「。。。。。。。素直に愚直に頑張ります。。汗」

   (まさか自分に話で締めくくるとは思わなかった。。)

 

 

 

このエピソードで感じたこと

 

僕自身では気づいているけど、

気づいていないふりをしていたところを、

突かれたなって思いました。

 

自覚がないわけではないけど、

知らないふりをしてるところを放置していると

気づけば周りには顕著に感じるものなのかなって

改めて考えさせられました。

 

意外と僕自身に近い人は僕の苦手なところを

言わなかったり、補ってくれたりしてるのかなって、

そういうシーンがないか探すようになりました。

 

Bさんがアドバイスを下さったのは、

BAR業界を利用してくださる業界についてよく知りなさいということ。

(他の業界についても、知りなさい)

 

もうひとつは僕自身の壁を明確化してくださったこと。

(かわすだけでは解決しない物事もあるということ)

 (受け止める事&ぶつかる事もまた必要なこと)

 

当時を振り返って、懐かしくなりました。

 

 

真太のあとがき

 

今回のお話、いかがだったでしょうか。

長々とエピソードトークをして申し訳ございません。

 

読み手のこと考えて書くブログは本当に難しく、
試行錯誤の毎日です。

 

皆さんのブログを読んでいく中で、

 

書くペースや話し方、価値観、

ブログを上げる理由は、それぞれですが、

 

一つ言えるのは、ブログを綴ることを続けることは、

その人の小さな歴史になるような気がして

 

ブログは書くことにいろんな意味が付加されるんだな

と最近、体感しております。

 

 

f:id:shinta18:20220109234309j:plain

宮川町周辺