僕が社長になるまで。

5年後に起業を志す27歳の若者が会社を立ち上げ、社長になるまでの記録です。

医療業界の壁高し。泥団子を投げては粉砕の日々 ~0→1フェーズの地獄編~

▪▪▪緊急ミーティング▪▪▪

昨日、23:00~真太と電話で緊急ミーティングを行いました。世間話も特にせず、起業の事でぶっ通しの3時間半。

でも、とても有意義な議論で、終わった後はぐっすり眠れました。

innocence.hateblo.jp

▲この記事を真太も読んでくれたみたいで、その件も踏まえて今後の僕たちの方向性を改めて整理し直しました。

方向性を、というと「起業を辞めるんじゃないか」と思われた人もいるかもしれませんが、全くその予定は無いです。

引き続き、起業を目指し続けます。また、業種やマーケットを別領域に変更することも致しません。

医療テック・ヘルスケア領域で医療社会への貢献を目指し続けます。

 

▪▪▪では、なぜ緊急でミーティングを行ったのか。▪▪▪

それは、上記の過去記事「悔しくて眠れない夜」にも書いた現実の苦難をどう乗り越えていこうかという前向きな話をする為です。

 

現在、僕たちは医療に関するインターネット・サービスの構築に着手しております。ただ、「悔しくて眠れない夜」にも書いた通り、医療業界への貢献とは言葉では簡単に言えますが、その壁はとてつもなく高く頑丈で、真太が「壁に泥団子を投げつけてるみたい」と表現しましたが、まさにそんな感じで次々とアイデアを粉砕され、苦難の連続です。

 

できない理由を探すより、できる方法を考える。

 

僕たちはこの考え方を大切にしていて、僕たちのミーティングでは「できない」という発言は自然な流れで禁句になったのですが、アイデアを粉砕される度に「できないとは言いたくないけど・・・」と言いながらも敗北宣言して、また繰り返し案を練って挑む。・・・そんな日々です。

 

日々の疲れからか、普段あまりボケない真太が「サービス作るよりも、医療機関に二人で5万円ぐらい出して、お弁当でも配りに行く?」と本当か冗談か分からない事を提案してきたので、

「この0→1フェーズの地獄を無事に乗り越えられたらね♪」と返しました。熱々のコーヒーを用意し、冗談も混ぜながらではないと深夜の疲れた頭も冴えません。

 

東洋経済オンラインで読んだことがあるのですが、事業プランとは優れたアイデアマン達が10個作って、1個上手くいけば奇跡みたいなレベルのようです。

 

ちなみに、医療系インターネット・サービスの構築における苦難とは、医療情報サービスでは厳格な情報信憑性、転載や紹介サービスでは著作権の所在、使用目的、補償金の支払いなど非常に難解ですが、中途半端な下調べで認識を誤るとユーザートラブルに繋がる恐れがある為、慎重かつ適切に確認を進める必要があるのです。

 

日本著作権教育研究会に明記された著作権における法律や最新法改正や企業法務に悩む論点を弁護士さんら専門家が解説した記事、実務Q&Aコンテンツを集約した企業法務ポータルサイト「BUSINESS LAWYERS」を読んで新規参入時の注意点を1つ1つ確認しながら進めては会社経営における恥ずかしい程の知識不足を思い知るのです。

 

挙げだしたらキリがないのですが、

・医行為該当性(医師法違反)

・広告規制

・個人情報の取り扱い

・保険適用・・・などなど、

二日酔いでもしたのか勘違いするような頭痛、眼精疲労になるぐらい複雑なものを本やGoogleさんにお世話になりながら、

自分たちが作ろうとしているものは非合法ではないか、考えられる全てのユーザートラブルを頭の中に入れ、最悪のケースを想定するのです。

「何でも良いから作っちゃえば」って思う方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、著作権の違反は場合によっては悪気が無くても懲役刑なので、シビアにならざるを得ません。

 

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▲病院口コミサイト規制の記事(日本経済新聞より)

 

実際に、大きな会社が医療情報の信ぴょう性に欠けたサイト運営で罰せられ、事業停止になる処分を受けたりした過去の辞令もあります。

大手企業の優れた事業企画者たちですら、こんな失敗を犯すこともあるのに26,7歳のビジネス弱者の若者が犯すことも容易に想像できます。

だからこそ、1つ1つを確認しつつ、進める必要があるのです。

 

▪▪▪誠意、ユーザービリティ▪▪▪

このミーティングで何度も飛び出した「誠意」「ユーザビリティ」という言葉。何よりも、ここに僕たちの想いがあるのです。

 

ミーティングで僕は真太へ「僕たちが作ったサービスのユーザーが、たった1人だけだったとしても、その1人の為に最後まで筋を通し、サービスを改善し、出来る最大の価値を提供しよう」と伝えました。

 

真太も根から真面目のユーザー・ファーストなので、上でも書いた法律や資金面の課題で粉砕されたアイデアに対して、

「駄目なアイデアだと気づけて良かった。ユーザーに迷惑をかける様な出すべきではないサービスを世の中に出さずに出来たことも1つの誠意」だと言っていました。

その時は流石だとは言いませんでしたが、真太のこの視点は本当に真っ当で素敵だなぁと思いました。

人への想像力、思いやりに長けた彼だからこその言葉だった気がします。

 

何故、この機能を付けないのか。何故、実現できる可能性が高いのに、そのサービスアイデアをボツにしたのか。

その全てに理由があるのです。そして、それらは全て誠意、ユーザービリティに二人で本気で向き合って議論を交わした結果です。

駄目なモノを駄目なままで世の中に出したり、ユーザーからのご指摘を放置するなんてことが絶対に無いように僕たちはこれからもその2つに向き合い続けていきます。

 

 

3時間半にも及ぶミーティングの中で、視点を変えたことで、新しいアイデアも生まれて、僕と真太の工数、資金面の確認も行い、何か少し希望の光が見えた気がしました。

これからも引き続き、医療、ヘルスケア領域で小さなことでも僕たちにできることを誠心誠意、1つずつ丁寧に行っていきたいですm(_ _ )m

 

 

以上で終わりにします。

本日もお読みいただきありがとうございました。