僕が社長になるまで。

5年後に起業を志す27歳の若者が会社を立ち上げ、社長になるまでの記録です。

僕が人材派遣営業マンを4ヶ月で辞めた理由

僕は元人材派遣営業マンでした。

でも人材派遣という仕事に全く馴染めず、たった4ヶ月で会社を辞めました。

 

辞めた理由は、

1、仕事に理解を示せなかった。

2、ロールモデルが1人も居なかった。

この2つです。

 

 

僕は会社は「成果を出す場所」だと考えています。

 

成果とは売上や昇進などではなく、

・お客様に喜んで貰えるか

・エンドユーザーを救えるか

・社会に貢献できているか

といった事が成果だと捉えています。

 

僕は売上や昇進を仕事における成果と考え、自分の利益の為だけに異常に燃えている人が苦手です。

 

もちろん、売れる人はすごいと思います。

僕は売れないポンコツ営業マンだったので会社で売れている営業の人を見ていて、素直に尊敬しています。

 

でも、売上や昇進を仕事における成果と捉える人の中には、何をやってでも売上を持ってる奴が偉い。カネを引っ張ってきた奴が偉い。

というモラルに欠け、拝金主義的な価値観を押し付けてくる人がいるのです。

 

僕は売れれば何をやってもいいというのは詐欺やマルチ商法と大差がないと思っています。

詐欺とは価値を提供していないにも関わらず、お金だけは請求する。

人を騙して金銭を奪い取るといった行為です。

そうです。僕が勤めた派遣会社は、売れるかどうかが全てだったのです。

 

 

▪▪▪人材派遣営業時代▪▪▪

その会社で人材派遣営業マンをしていた時に「人を売れ」「誰でもいいから、テキトーにぶち込めば金になるから」と言われました。

求職者を番号で呼び、酷い時はこいつ呼ばわりしたり、話すのが苦手な人のことを工場系人材なんていう呼び方もありました。

人材派遣の闇です(;゚Д゚)

 

僕は人材派遣の仕事とは、人が持つスキルや可能性を見出して、企業には成果を、人には雇用の機会という価値を届ける仕事だと思っていたけど、「これが人材派遣の現実なんだ」と知りました。

 

僕は自分が本当にいいなぁ!と思った事を人にしてあげたいし、

いいなぁと思うサービス、商品を提供したいです。

その反面、自分が理解できない事を我慢して続ける事がとても苦手です。

僕は人材派遣という仕事に馴染む事、理解する事ができませんでした。

 

上司は「結局、売上だから」という言葉をよく使っていました。僕は嘘でも良いから、「人の役に立ちたいから」って言って欲しかったです。

 

労働社会におけるユーザー(求職者)の幸せを考える会議は無いのに、稼いだカネで何の車を買うかの会議で盛り上がっていました。

ロールモデルが1人も居なかったのです。

車購入の会議で黙っていたら「根暗」と呼ばれました。

詳しくは言えませんが、人格否定のような言葉やパワハラの様な仕打ちもありました。辛かったです。

 

だって・・・

 

人材業界に誇りがあったから。広告代理店営業だった頃、採用が上手くできたお客様と握手できたから。

「力になってくれてありがとう」と就活生に言われたから。

そして、この仕事で人を助けられる自信があったから。

 

 

怪我や病気で働きたくても働けない人、人間関係・パワハラに悩む人、市況の変化で仕事を失った人など労働社会で苦しんでいる人たちは本当にたくさんいます。

僕はそんな労働社会で苦しむ人たちを助けたいという思いがあって人材業界を志し、今は業界4年目になりました。

 

幸いにも今の会社はお客様、ユーザーに対する貢献意識がとても高いです。

人も優しいし、会社の姿勢も素晴らしいです。

仕事で「何だよ。他責だなー」って思う場面は時々あるけど、お客様に喜んで貰えるか、新型コロナウイルス市況の中で退職した人や失業されたユーザーを救えるかといった成果に向き合っている人が前の会社に比べると多いので恵まれてます。

本当に感謝しておりますm(_ _ )m

 

ここまで書いて、営業マンなら売ってなんぼだろ?と言われるのも充分に理解できます。

ポンコツ営業のくせに何、綺麗事ばかり言ってんだというのも分かります。辞められた会社が迷惑。それも分かります。

それは事実です。

でも、経験談として売り方のお行儀が悪いことで顧客に見放された営業マンを見てきたのも事実ですし、

パワハラ的な事があったのも事実です。

 

 

僕は営業マン時代、営業力が無かったので取引を頂いたお客様を大事にする事で何とかノルマを達成していました。

これと同様に若い会社や営業力が弱い会社は新たに取引を頂く事も大切ですが、それ以上に取引を頂いたお客様の心を握り、ファンになって貰うことが重要だと思います。

 

 

特に人材業界は商品がモノではないので、効果を約束する事ができません。だから、お客様やユーザーをガッカリさせることも多いです。

 

だから、営業は売ってなんぼですが、

・成果の捉え方を間違えないこと

・売るまでの過程でユーザビリティを意識する

この2つの要素が無ければ、継続性がない目の前ばかりの成果を追う受け身の仕事になってしまうということを4年間の人材業界での経験を通じて学びました。

 

 

そして、何より僕や真太はプレイヤーではなく、経営者を目指しています。目先の利益だけ追っていたら、会社はいつか必ずダメになる。

これは会社経営の名著である『ビジョナリー・カンパニー』にも書いてありますし、多くの経営者が語る、経営の基本です。

 

 

この記事を読んだ人に誤解して欲しくないのは、人材派遣会社の全てが「人売り」ではないし、人材派遣業が悪質なビジネスだとは全く思いません。

 

僕が思い描いていた通り、企業と人を繋ぐ架け橋的要素もちゃんとある立派な仕事だと思います。

僕が人材派遣会社を辞めたのは、単純に僕の肌に合わなかっただけです。

 

人材業界という仕事柄、僕は転職や就職の記事をブログでも書いてるし、時には友人や就活生のキャリア、進路の相談に乗る事もありますが、

だからこそ、自分の心の幹を折ってまで「結局、売上だから」の上司の下で働き続けるのは違うなと思ったのです。

会社や上司の方向性に従って、「労働社会で苦しむ人を助けたい」という信念を捨てる訳にはいかなかったのです。

 

だから、僕は自分のポリシーを守る為に、人材派遣営業マンを4ヶ月で辞めました。

 

 

以上で終わりにします。

最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _ )m