僕が社長になるまで。

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業界人が語る人材業界の裏側┃人材業界の闇┃仕事内容、働き方の詳細┃働くメリット、デメリット3選

 

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この記事を読んでわかること

 

人材業界に5年間在籍する著者が人材業界を志望する人へ伝えたい

 

・人材業界の裏側

・仕事内容、働き方の詳細

・人材業界で働くメリット、デメリット3選

 

 この記事は8分で読み終わります。​

 

この記事では、人材業界に5年在籍する著者の僕が「人材業界の裏側」「仕事内容、働き方の詳細」「人材業界で働くメリット、デメリット」をご紹介します。

 

人材業界を志望する人にとって、有益な内容となるように業界在籍中のポジションから熱量を込めて書きましたので、ぜひ最後までお読みください。

 

 

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人材業界=華やかな業界?

人材業界と言われると、起業家輩出企業とも呼ばれるリクルートや就活でお馴染みのマイナビなどを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

企業の採用に携わっており、自社のプロモーションも上手で知名度もある分、新卒、中途問わず非常に人気のある業界です。

 

 

著者のキャリア(経歴)

僕は大学卒業後、求人メディアの広告代理店に入社。法人営業に従事。2年半で同社を退職し、大手求人広告会社に転職というキャリアになります。

 

経験した仕事は主に、

  • 正社員、契約社員求人広告の営業
  • アルバイト求人広告の営業
  • 人材派遣の営業
  • 求人広告会社でのCS(カスタマーサクセス)

 

現在も人材業界に在籍する僕が就活生さんや転職活動中の人から人気の人材業界の裏側について、真実を語りたいと思います。

 

 

人材業界で働くメリット3選

こちらの章では、実際に人材業界で働く上で、良いと感じることやメリットをご紹介します。

 

業界、職種問わず、営業できる。

僕は正社員向け、アルバイト向けなど多数の求人媒体を代理販売する代理店の営業マンだったので本当に様々なビジネスモデルを見ることができました。

 

高級クラブでのキャストのおねぇさんを採用する仕事や保育士さん、ドライバー、看護師、飲食店スタッフ、アパレル店員、事務、営業マンなど色々な職種と業界の実情を知ることができました。

 

そして何よりも年間100人近い経営者、人事担当者と膝を付け合わして商談できる機会があって、自分よりも何歳も上の人と仕事や将来の話ができたことで起業を目指している現在の僕にとって、とても意味のある経験でした。

 

特に中小企業の経営者とは距離も近く、経営者としての先輩方の下で商売の面白さや苦労を学ぶことができました。

 

友人の就職や転職に力になれる。

様々な業界のビジネスモデルや職種の実情を得ることで、仕事とは別に友人の就職や転職の力になれました。

 

余談になりますが、就職や転職をするときに親や友人に相談する人がいます。

 

でも待ってください。親や友人たちは自分が在籍する以外の業界や仕事に詳しいのでしょうか。

 

業務フロー、業界特有の内情、成長性はもちろん、職務経歴書の添削や面接テクニック、条件交渉など行えるのでしょうか。

 

人材業界に勤める僕が断言できるのは、転職や就職は信頼できる人材業界の人間に聞くのが一番です。

 

もちろん営利目的ではない人に。が枕詞に付きますが。

 

僕は人材業界で法人営業の経験しかないですし、キャリアアドバイザーではないのですが、少し前まで50社から不採用になっていた就活生の志望業界の選択~ES添削、面接練習、キャリアの描き方など仕事が終わった後に夜遅くまで相談に乗っていました

 

毎日、寝不足でしたが「何とか卒業までにこの子に自信を取り戻してほしい」と頑張って相談に乗ってから1ヶ月。

 

大手企業含めて5社から内定した報告をもらいました。

 

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LINEで内定報告をもらった時の内容

 

正直、今の就活の在り方は好きじゃないし、僕はキャリアの相談に乗れる器でもないことを理解しています。

 

それなのに対策とか添削してって矛盾していますが、シンプルにこの子が内定したら嬉しいなと思ったのです。

 

僕の力ではなく「考え方」を伝えて、この子が持つ本来の力で。この子がつかみ取った切符だと僕は伝えたいです。

 

優秀な人が多い。

人材業界は優秀な人が多いです。

 

その理由は中途採用に積極的で様々なバックグラウンドを持つ人材が集まっている会社が多いからです。

 

人材業界は良くも悪くも人の出入りが激しく、定着率が悪いので新卒からずっと1社に勤め続けるようなメーカーといった別業界と比較して

企業の新陳代謝が活発なので色々なカルチャーが混ざり合う傾向にあります。

 

どこかの大手企業の営業部長やベンチャー企業の事業計画者、起業して失敗した人なども普通に飛び込んできます。

 

退職後は起業する人も多い業界です。

 

実力主義な傾向が強いので男女平等です。男性以上にキャリア志向の女性が活躍している会社も多いです。

(人材業界の女性は皆さん怖いですよ。男も簡単に泣かされますww)

 

優秀な人が多いので、仕事ができないとだいぶ辛いのはありますが、その分、学べることもたくさんあります。

社員の平均年齢が若い業界ですので経営陣ともフランクに話せるシーンも多いのではないでしょうか。

 

無形商材ならではの数字へのコミット力や期待値を売る、データ分析などビジネスマンとして身につけておきたい基礎的な要素は全て養える業界だと思います。

(ちなみに僕はその"優秀な人"には入りません。会社で一番、ポンコツだと思われているし、事実ポンコツなので営業職から外され他部署に回されました・・・)

 

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人材業界で働くデメリット3選

こちらの章では、実際に人材業界で働く上で、辛いと感じることやデメリットをご紹介します。

 

ハードワーク

僕は求人メディア系の広告代理店の出身ですが、当時から結構ハードな仕事をしていました。人材業界に入って、まず最初に立ちはだかるのはテレアポ業務です。

 

簡単に言うと、企業のリストに沿って営業電話をかけて、アポイント、つまり商談する日時を貰う仕事なのですが、人材業界は平気で200~300件近く荷電します。

 

荷電数ならまだマシで企業によっては「ピュア・セールス・タイム」などと洒落た名前を付けた、営業活動のみ許されている時間があります。

 

事務作業や原稿・申込書・プレゼン資料の作成などの営業以外の仕事は禁止です。(これ逸話ではなく、ガチで存在します)

 

実情を話すと、大体は9:30~18:00みたいな感じで終日なので、僕はいつも「"タイム"じゃなくて"デイ"だろ」と思っていました。

 

テレアポ業務。今はだいぶ減りましたが、飛び込み営業。あとはノルマを達成するのが大変で辞めていく新人さんが多いです。

 

残業時間は平均どのくらいなのかな?と思って調べてみると、平均30~40時間ぐらいみたいですね(;・∀・)でも、思ってたよりも少ない!

 

ちなみに僕は、85時間以上の残業していた月が多々あります。ポンコツで仕事が遅いのでどうしても退社時間は遅くなりがちです。

 

・・・もっと早くできるように頑張ろう。

 

人材業界に入りたい人はその会社の残業時間や働き方などをしっかり事前にチェックしてから入社されることを強くお勧めします。

 

人が好き」だけでは務まらない

人材業界は大きく分けて3つ領域があります。

 

1つ目は求人メディア(toB)。企業に求人メディアを提案して応募者を集い、採用成功に導く仕事です。

 

2つ目は人材紹介(toBtoC)。企業とユーザーの仲介に立ち、双方の要望を擦り合わせて企業とユーザーのベストマッチングを目指す仕事です。

 

3つ目は人材派遣(toBtoC)。派遣社員とは"派遣会社の社員"を意味します。自社の社員を就業先に派遣しているので派遣社員が就業中はB、C双方の仲介に立ってサポートを行う仕事です。

 

何を伝えたいのかと言うと、人を囲い込み、人を企業に採用してもらう事あるいは導くことでお金を稼ぐ営利の仕事です。

 

「人が好き」「人の仕事の悩みを解決してあげたい」という気概を持って人材業界にやって来る人も多いのですが、全然続かない。。。

 

ちなみに、人材業界での面接で「人が好き」は結構、タブーと聞きます。成長意欲やガッツをアピールする方がまだ通過できる可能性高いかなと思います。

 

人材業界≠華やかな業界

この業界のシビアな面への理解が浅く、華やかな日々だけを思い描いているのなら、門を叩かない方が幸せだと思います。。

(でもなんだかんだ人が好きな人、世話好きが多い、人情味が溢れる業界なので僕は優しい人が多い素敵な業界だと思っています)

 

薄利多売で業務工数が多いが、給料面は微妙。

直販(マイナビなどのメディアを自社で運営している会社)ではなく、代理店時代をもとに求人メディア営業の実情をお伝えすると、求人メディアの実売価格の平均は10~15万円程度です。

 

代理店は直販のメディアを代理販売する会社なので実売から平均20%程度がバックマージンになり、その金額が粗利になります。

10万円の広告枠を販売しても、利益は2万円ということです。利益率は別に低くないと思いますが、さて、皆さんはどう思いますか?

 

安過ぎだろって思った人をもっと驚かせたいので実情を書きますが、このビジネスモデルで、さっきお伝えしたテレアポ業務や飛び込み営業を一日中行い、毎日、18:00~事務作業や原稿を作成して、クライアントに提出して・・・毎日23時まで残業の日々。

 

その上、1ヶ月500万円という目標を負わされて達成できないと1on1と言う名の"理詰め"の時間が始まりますww

日々、テレアポの荷電数、荷電数→受付突破率(ブレイクスルー)、アポイント率、売上進捗、ヨミなどはExcelで厳しく管理されています。

その表を見せられながら、「今月の営業日あと▪▪日だけど、このままでいける?」「なぜできていないの?」「どうしたらできるの?」「根拠は?」と厳しく問い詰められます。

 

おまけに人材業界の仕事は、人が飛び(バックレ)ます。広告効果が出ない時もあります。

 

クライアントはもちろん大激怒。鳴りやまない社用携帯。なるほどそうか。ここが、地獄か。

 

また、賃貸不動産屋さんや携帯ショップ店員さんと違い、来店してきた初めから家や携帯に興味がある相手に売り込むのではなく、人材業界というレッドオーシャン市場の中、大きな差異がない商品を売り込みに行くんです。

 

そして1ヶ月、ストレスフルな激務に耐えて給与明細を見るとそこには「20万円」の文字。発狂して電柱に頭を何度もぶつけてしまうかもしれません。

 

最後に:人材業界はおすすめです。

エン・ジャパンの言葉にもあるように人材業界への入社こそ「慎重に」だと、業界に在籍する僕でも思います。

 

でも最初に挙げた3つの良い点もあったりして、仕事は辛いことも多いが楽しく、自分次第で速いスピードで成長できる業界だと思います。

 

ぜひ、人材業界を志望する就活生や転職活動中の方は、こちらの記事を参考にしてもらえると嬉しい限りです。

 

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